Promise for Innovation
協創イノベーション

協創イノベーション

Development System
製品開発体制

産学官連携とイノベーション。6G通信向け封止材料開発でカーボンニュートラルへの挑戦。

サンユレックでは、カーボンニュートラル社会の実現や構造物の長寿命化、再生可能エネルギーの活用など、一企業の力だけでは解決できない困難な社会的課題と向き合い、他企業や大学との共同開発に取り組んでいます。現在、大阪公立大学と共同研究しているのは「次世代高速通信用デバイス封止材料」の開発です。封止材料とは、振動・衝撃・ほこりなどからデバイスを守るためのもので、主に樹脂が使われており、長寿命化に役立っています。次世代高速通信6G向けの封止材料においては従来の封止材料にはない特性が求められており、その研究開発は次世代通信インフラの実現に向けて重要であることから、成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)に採択されました。私たちが保有する樹脂開発技術を活かして、今後も産学官連携で価値創造を進めてまいります。

産学官連携とイノベーション カーボンニュートラルへの挑戦

サンユレックの革新を促すサンユ樹脂祭。能動的シーズ開発で未来のニーズに応える。

サンユレックでは年に一度、学術的に新しい技術や特徴ある製品など「シーズ開発」を目的としたサンユ樹脂祭を開催しています。これまでは「ニーズ開発」を目的とした研究発表会のみでした。しかし、お客様から寄せられたニーズに応えるだけではなくて、「新しい技術があればこんなこともできる」と能動的に開発し、発表していくことも重要だと考えたからです。例えばバイオマス材料の開発や省力化、新規工法の提案など、将来的なニーズの予測に基づく提案、環境負荷低減につながる提案を出し合う貴重な場となっています。

サンユ樹脂祭 能動的シーズ開発